御座候は関西以外の地域では、あまり馴染みがないでしょう。
回転焼きや今川焼きと呼ばれていることもありますね。
名称は異なりますが、中身は基本的に同じです。
購入しすぎた際など気になるのが、御座候の賞味期限ですね。
冷凍保存するとどれくらい長持ちするのでしょうか。
今回は御座候の賞味期限や冷凍・解凍の方法、冷凍したときの日持ちについてお話ししたいと思います。
御座候を冷凍保存する目安
御座候の賞味期限は常温で長くても2日です。
冷蔵庫に入れても実は同様です。
冷凍保存すると、保存期間の目安は1ヶ月になります。
それ以上保存すると冷凍焼けにより風味が損なわれ、生地がパサパサになり美味しさが失われる可能性があります。
冷凍方法は、焼きたてでまだ熱いうちに保存すると結露が発生し、御座候が傷む可能性があります。
熱が冷めてから保存しましょう。
ラップで1つずつ包み、冷凍保存用の袋(ジップロックなど)または密閉容器に入れて冷凍庫に保管します。
1つずつ包むことにより、御座候がくっつく心配がなくなり、必要な分だけ取り出せます。
また、冷凍庫の匂い移りも防ぐことができます。
基本的に、焼きたての御座候はその日中に食べることが推奨されます。
同日内に食べきる場合は常温保存も可能です。
冬場などの室温が10℃以下であれば1日大丈夫ですが、夏場は4時間程度で食べ切るべきです。
直射日光の当たらない場所でラップを使用し乾燥を防ぎます。
冷蔵保存の場合、2日間が限度です。
それ以上保存すると菌の繁殖や傷みの可能性があります。
生地の水分が失われ、パサパサになるため美味しさが損なわれます。
常温保存と同様にラップを使用することをお勧めします。
1日や2日で食べきれない場合は早めに冷凍保存しましょう。
御座候の冷凍後の美味しい解凍方法
電子レンジを使えば、手軽に美味しく解凍することができます。
一つを解凍する際は、最初に500~600Wで40秒加熱します。
指で触って温度を確認しながら、徐々に加熱していきましょう。
また、自然解凍でも美味しいので大丈夫です。
室温が20℃の部屋に1時間半ほど置いておくと完全に解凍できますよ。
余裕のある時には、テーブルに放置して動画を観ながらゆっくりと解凍するのも良いでしょう。
一度解凍しても食べきれなくて残ってしまった場合に再冷凍しがちですが、これは避けた方が良いです。
再冷凍すると菌が繁殖して品質が損なわれる可能性があるので、必ず食べる分だけを取り出すように心がけましょう。
御座候・今川焼の温め方
温め方によって御座候の食感が異なり、楽しむことができます。
3つのパターンをご紹介します。
モチモチタイプ
上述の電子レンジでの温め方です。
複数個を同時に温める場合でも、1つ1つをラップで包みましょう。
生地の水分を閉じ込めてくれるので、モチモチ感が復活します。
600wの電子レンジでの温める時間の目安。
- 1個:40秒程度
- 2個:1分10秒程度
- 3個:2分50秒程度
あくまでも目安ですので、電子レンジによっては様子を見ながら加熱してください。
温め過ぎると餡子がドロドロに溶けだして、風味が損われてしまいます。
時々、電子レンジで温めた際に中のアンコが外に出てくることがありますが、これは温めすぎのサインです。
冷たいままの場合は、指で触って温度を確かめながら5秒ずつ加熱時間を増やしてみてください。
表面がカリッと香ばしいタイプ
電子レンジで温めた後、トースターで表面を焼く方法です。
表面がカリッとして中がホクホク、もっちりとして焼きたてのように仕上がります。
まず、トースターを温めておきましょう。
トースターを常温で使用すると、焼きムラができてベタっと仕上がる場合があります。
トースターを温めた後、御座候を入れて1〜2分加熱します。
トースターの火力に注意して、焦げないように様子を見ながら加熱しましょう。
半解凍のアイス風
解凍方法は2つあります。
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自然解凍: 常温(20℃程度)で30分放置するだけです。 アイスのようにひんやりして食べられます。
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電子レンジで加熱する: 皿に乗せた御座候を500wで20〜30秒加熱します。 すぐに食べたい時にはレンジが手軽ですね。
まとめ
御座候の賞味期限について紹介しました。
常温、冷蔵ともに2日ほどしか日持ちしません。
長く保存するには冷凍保存です。
一ヶ月保存できます。