赤ちゃんが動き回るようになると、思いがけない行動にパパやママもドキッとすることが増えてきます。
とくにテレビまわりは注意が必要な場所でもあるため、ベビーゲートを使って対策をする家庭が多くなります。
ところが、ベビーゲートを設置するとテレビが見えづらくなるという声もよく聞かれます。
そこで、テレビの邪魔にならないようにする工夫をご紹介します。
- テレビ台を少し高くする、または壁に取りつけて浮かせる
- ベビーゲートの代わりにベビーサークルを使う
- 自分でベビーゲートを作って使いやすくする
まだ小さな赤ちゃんは、危ないものとそうでないものの区別がつきません。
目についたものに手を伸ばしてしまうことも多いので、あらかじめ安全な環境をつくることが大切です。
とくに、赤ちゃんが簡単に開けられないように工夫されたダブルロック式のゲートがおすすめです。
吸盤で床にピタッと固定できるタイプは、赤ちゃんが押してもグラグラせず安心です。
テレビの前に使うベビーゲートは、安全性に加えて、普段の生活で使いやすいかどうかもポイントになります。
テレビが見えづらくなる問題を防ぐ!ベビーゲートの置き方とアイデア
テレビの前にベビーゲートを置きたいけれど、画面が見えなくなるのでは…と悩んでいませんか?
そんなときは、テレビの位置やベビーゲートの使い方を少し工夫することで、見やすさと安全の両方を叶えることができます。
たとえば、次のような方法があります。
- テレビ台の位置を調整する、または壁に取りつける
- ベビーゲートの代わりにベビーサークルを使う
- 自分でベビーゲートを作ってみる
- ベビーゲートをレンタルで試してみる
赤ちゃんが活発になってくると、テレビ周辺のコードや機器に触れてしまう心配も増えてきます。
液晶画面をたたいたり、テレビ台の中の物を出して遊んだりすることもあります。
そんな行動から守るためにも、ベビーゲートはとても役立ちます。
ただし、ゲートの高さによっては画面が隠れてしまうこともあるので、設置する前にテレビの高さをしっかり確認しておくのがおすすめです。
取り外しや折りたたみができるタイプなら、使わないときのしまいやすさもポイントになります。
ここでは、テレビを見やすくしながら赤ちゃんを守るための工夫をご紹介します。
テレビ台を高めにするか、壁掛けにしてみる
ベビーゲートの高さはおおよそ60cm前後のものが多いため、それより高い位置にテレビを置けば画面が隠れにくくなります。
最近では、高さのあるテレビ台もネットで2000円前後から見つけられますし、テレビを壁に取りつける方法も人気です。
ゲートを設置してからテレビの高さを決めてもいいですし、あらかじめ台の高さを測ってからゲートを選ぶのも安心です。
ベビーサークルで安全な遊び場を作る
テレビの近くにゲートを設置する代わりに、赤ちゃんのための専用スペースとしてベビーサークルを使う方法もあります。
これなら、テレビまわりに近づけずにすむうえに、赤ちゃんも自由に遊ぶことができます。
トイレなどでちょっと部屋を離れるときにも、ベビーサークルがあれば目を離しても安心できますね。
広さが必要になるため、置く場所のサイズは事前に確認しておきましょう。
また、サークルはほかの場所にも使い回せるため、コストを抑えたいときにも便利です。
手作りベビーゲートなら理想通りにできる
市販のゲートがサイズやデザインでしっくりこないなら、思い切って自作するのもおすすめです。
部屋の色やインテリアに合わせたり、ぴったりのサイズで作れたりするのが手作りの魅力です。
工作が好きな方には、DIYとしても楽しめるので、世界にひとつだけのゲートが完成します。
※作り方の詳しい説明は後の項目で紹介します。
レンタルなら手軽にお試しできて便利
赤ちゃんが活発に動く時期だけ使いたいという方には、レンタルサービスを利用するのもひとつの方法です。
ベビーゲートは1年ほどしか使わないケースも多く、買ったもののその後の収納や処分に困ることもあります。
レンタルなら必要なときだけ使えて、家のスペースもムダにしません。
いろいろなタイプから選べるサービスも多いので、自分の家庭にぴったりなものが見つかる可能性が高いです。
テレビの前に置いても安心!おすすめのベビーゲートの高さは?
ベビーゲートの高さは、およそ60cmがちょうど良いとされています。
この高さなら、赤ちゃんが簡単に乗り越えることはできず、安全性も保てます。
しかも、テレビを見るときに画面が隠れにくいので、家族みんなが不満なく過ごせます。
もし60cmでもテレビが見えにくいと感じたときは、手作りで調整するという方法もあります。
ただし、高さを下げる場合は赤ちゃんの安全を守る工夫が必要です。
このあたりのバランスは、なかなか難しいところですよね。
テレビの高さに合わせて作る!手作りベビーゲートのアイデア
ベビーゲートは、100円ショップの材料を使えば意外と手軽に自作できます。
お部屋の雰囲気やテレビの位置にぴったり合わせられるので、インテリアにもなじみやすいです。
ここでは、簡単で使いやすい作り方をご紹介します。
結束バンドとワイヤーネットでつくる簡単ゲート
とにかく手早く、安く作りたいなら、ワイヤーネットと結束バンドの組み合わせがおすすめです。
材料はすべて100円ショップでそろい、組み立ても難しくありません。
ただし、軽い素材のため転倒しやすいことや、赤ちゃんが成長すると登ってしまうこともあるので注意が必要です。
気になるときは、バスタオルなどでネットを隠すと視覚的にも安心できます。
使うネットは60cmのものがちょうど良いサイズ感です。
キルト生地と突っ張り棒でやさしいゲートに
赤ちゃんがつまずいたときに安心なのが、柔らかい布と突っ張り棒を使ったタイプです。
ぶつかってもクッション代わりになり、けがの心配が少なくなります。
キルトのようなふわっとした生地と、上下2本の突っ張り棒があれば、すぐに設置できます。
布は棒に巻きつけるように固定すればOKです。
ただし、突っ張るための壁が必要になるので、設置前に使える場所かどうかを確認しておきましょう。
まとめ
テレビの前にベビーゲートを置くときに画面が見づらくなる問題は、ちょっとした工夫で解決できます。
・テレビの位置を高めに調整したり、壁に取りつけたりすると視界が開けます。
・ベビーゲートの代わりにベビーサークルを使えば、赤ちゃんの安全な遊び場になります。
・市販品に合わないときは、100円ショップのアイテムでオリジナルのゲートを作るのも一つの手です。
テレビ台を高いものに買い替えるのが一番早い方法ですが、出費を抑えたい場合は自作も十分に役立ちます。
テレビと赤ちゃん、どちらにもやさしい環境づくりの参考になればうれしいです。