スーパーではお惣菜に非常にお世話になります。
目移りして色々と買いがちです。
そうなると気になるのが消費期限です。
消費期限の1日くらい過ぎても大丈夫かな?とかきになりますよね。
ここでは、スーパーで買ってきたお惣菜の消費期限を1日過ぎても大丈夫なのか、お惣菜の保存方法などについてまとめました。
スーパーのお惣菜の消費期限は常温保存では?
一般的に、お惣菜の消費期限は製造後約24時間ですが季節によって異なります。
寒い冬の時期であれば、常温で保存しても問題ない場合もあります。
でも暑い夏の時期には注意が必要です。
夏場に常温で保存したお惣菜は翌日に食べることを避けた方が良いでしょう。
お惣菜を保存する際は必ず冷蔵庫に入れましょう。
今日購入したお惣菜であれば、冷蔵庫などに保管しておけば翌日までなら食べられたりもしますが、一概には言えません。
お惣菜の種類や購入時の状態によっても異なりますので。
食べる際には、臭いや味を確認し異常がないことを確認した上で食べるようにしたいですね。
スーパーのお惣菜は消費期限を1日過ぎても安全?
一度に多くのお惣菜を買うと、消費期限内に全て食べきれないことがありますね。
スーパーのお惣菜コーナーは美味しそうなものがたくさんありますのでつい多めに買ってしまうこともあります。
では、消費期限が過ぎた1日後などでは食べても大丈夫なのでしょうか?
実は、お店で設定された消費期限は厳格に設けられており1日ほど経ってもそれほど危険ではありません。
うちの家族などは消費期限が1日過ぎたくらいだと、とんかつなどのお惣菜も食べてしまいます。
もちろん、臭いや状態を確認した上でですが。
とんかつ、アジフライ、コロッケなどは気にせず食べてしまいます。
ただし、期限切れの食べ物が原因で体調が悪くなっても自己責任になります。
個人差もあるので、少しずつ試してみるのも良いでしょう。
でも、生魚や生肉を使用したものは避けるべきですね。
できるだけ早く食べきるよう心がけましょう
お惣菜の種類による消費期限のポイント
おそらく皆さんもご存知の通り、お惣菜の日持ちは種類によって異なります。
それぞれのお惣菜の消費期限の特徴をご紹介します。
早めに食べた方が良いもの
卵を含む料理、マヨネーズベースのもの、スパゲッティ、お刺身など。
翌日までならいけるかも
ひじき、佃煮、焼き魚、煮物など、醤油や砂糖が多めに使用されているもの。
2、3日くらいは大丈夫かも?
フライ、天ぷら、コロッケなどの揚げ物。
しかし、天ぷらも意外と注意が必要で、以前に私の家族が食べた天ぷらでお腹を壊し体調を崩したこともあります。
おそらく油がわずかに劣化していたのかもしれません。
こうした事態も考えられるので、油断せずに注意が必要ですね。
惣菜の消費期限を過ぎている場合の食べる前のチェックポイント
消費期限が切れたお惣菜を食べる際に気をつけるべきポイントです。
- 変な臭いがしないか確認する
通常とは異なる臭いがする場合は、食べるのを避けましょう。
- 糸を引いていたり、ヌメヌメしているか確認する
これは見た目から腐っている可能性が高いため、食べないようにしましょう。
- カビが生えているか確認する
外見からも腐っていることがわかります。
カビだけ取って食べるのも避けましょう。
カビは見えない部分まで広がっている可能性があります。
- 変色しているか確認する
生ものは特に色が変わりやすいです。
変色している場合は、食べないようにしましょう。
まとめると、普段とは異なる臭いや見た目に異常がある場合は食べない方がいいということです。
スーパーで購入したお惣菜の冷蔵・冷凍保存のコツ
スーパーで買ったお惣菜を室温で保存するのは危険です。
すぐに食べない場合は、冷蔵庫か冷凍庫に保存しましょう。
冷蔵保存と冷凍保存の方法を以下に紹介します。
冷蔵保存
冷蔵庫に入れる際は、購入時のプラスチック容器のままでも問題ありません。
ただ、美味しく保存する方法があります。
それは、プラスチック容器ごとラップで包む方法です。
ラップで包むことで風味を損なわず、翌日でも美味しくいただけます。
冷凍保存
冷凍保存は可能なものと不可能なものがあります。
とんかつ、コロッケ、唐揚げなどの揚げ物は冷凍保存できます。
一つずつラップに包んで、ジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍庫に保管します。
手間がかかりますが、一つずつ包むことで味の劣化を防げます。
冷凍保存すると約2週間は日持ちします。
解凍時には、レンジで温めずに自然解凍しましょう。
凍ったまま電子レンジで温めると水分が出てベチャベチャになったり、ムラが出る可能性があります。
常温解凍してからレンジやトースターで温めましょう。
スーパーのお惣菜の消費期限の決め方について
「消費期限」は、期限を過ぎた場合に安全性が損なわれる可能性があるため、食べない方が良いという期限のことです。
この期限は、食品を製造または販売する業者が科学的で合理的な根拠に基づいて設定します。
厚生労働省や農林水産省が発表している「食品期限表示の設定のためのガイドライン」では、「微生物試験や理化学試験及び官能検査の結果等に基づいて決定すること」とされています。
近くのスーパーがこのガイドラインに従っているかというと、実際にはやる必要もなく、業界団体が作成したガイドラインや似たような試験データを基にして設定されることが一般的です。
業界のガイドラインに加えて製造者の経験や知識も考慮され、消費期限が設定されます。
つまり、業界的に「とんかつなら消費期限○日くらいが望ましい」といった目安があり、それを元にスーパーが消費期限を設定しているわけです。
もちろん、チェーン店や店舗による差はあるでしょうが基本的には消費期限の設定には根拠があると言えます。
したがって、消費期限はしっかり守るようにしましょう。
若い男性などは消費期限が少し過ぎても問題ない場合が多いかもしれませんが、体調が悪いときなどはやはり注意が必要です。
また、若い頃は平気だったからといって同じ感覚で食べ続ける中年の方たちも、体力が落ちる年齢にはほどほどの注意が必要ですね。
まとめ
スーパーのお惣菜の消費期限についてまとめました。
揚げ物などでは日持ちに若干の余裕はありますが、生ものは必ず当日に食べるようにしましょう。
保存する場合にも必ず冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。