麻雀牌の呼び方について説明していきます。
牌の呼び方についてですが、麻雀は中国発祥のゲームですので中国語読みが基本となります。
数字の呼び方を覚える
まず数字の読みを覚えましょう。
- イー
- リャン
- サン
- スー
- ウー
- ロー
- チー
- パー
- チュウ（きゅう）
いーりゃんさんすーうーろーちーぱー
と口に出して覚えて下さい。
麻雀牌は数牌と字牌から成る
麻雀牌は大別すると数牌（すうぱい）と字牌（ツーパイ・じはい）の二種類しかありません。
数牌とは数字が書かれてあったり、数を示してたりする牌の事です。
字牌は漢字の牌です。
数牌
数牌から説明します。
数牌は大まかに三種類の色からなります。
その三種類とは、ワンズ（マンズ）・ピンズ・ソーズです。
画像で見た方が早いので順に貼っていきます。
ワンズ。マンズと呼ばれる方が多いです。
漢字では萬子と書きます。
ピンズです。
漢字では筒子と書きます。
ソーズです。
漢字では索子と書きます。
萬子はマンズと呼ばれたりワンズと呼ばれたり、人によって言い方が違います。
字牌
次に字牌。
「じはい」と読んだり「ツーパイ」と読んだりします。
「じはい」と読んで大丈夫ですが、「ツーパイ」と言われても理解出来るようになっておきましょう。
漢字の書かれてる牌です。
数牌の呼び方
先ほど覚えた数字の読み方（イー・リャン・サン・スー・ウー・ロー・チー・パー・チュウ）
に数牌の種類を付けて呼びます。
この説明では分かりにくいと思うので具体的に示していきます。
マンズの呼び方
語尾に「マン」または「ワン」をつけて読みます。
イーワン、イーマン
リャンワン、リャンマン
サンワン、サンマン
スーワン、スーマン
ウーワン、ウーマン
ローワン、ローマン
チーワン、チーマン
パーワン、パーマン
チューワン、キュウワン、キュウマン以上が萬子（ワンズ、マンズ）です。
九に関しては、本来の読みは「チュウ」なのですが殆どの人が「キュウ」と読んでるので「キュウ」と呼んでいいです。
ピンズの呼び方
イーピン
リャンピン
サンピン
スーピン
ウーピン
ローピン
チーピン
パーピン
キュウピン（チュウピン）ピンズは漢字では筒子と書きます。
一筒（イーピン）、二筒（リャンピン）、…という風に書かれます。
ソーズの呼び方
イーソー
リャンソー
サンソ―
スーソー
ウーソー
ローソー
チーソー（チャッソーと呼ぶ人もいる）
パーソー
キュウソー（チュウソ―）ソーズは漢字では索子と書きます。
一索（イーソー）、二索（リャンソー）、…と書きます。
赤牌
五萬、ウーピン、ウーソーには赤く色がついてるものがあります。
これらの牌は赤牌といい、それぞれ赤五萬（アカウーワン）、赤五筒（アカウーピン）、赤五索（アカウーソー）と呼ばれます。
使い方はまた別の機会に説明します。
老頭牌と中張牌
を老頭牌（ロウトウハイ、ラオトウパイ）と言います。それ以外の２～８の牌を中張牌（チュウチャンパイ）と言います。
これも一緒に覚えておきましょう。
以上が数牌です。
字牌の呼び方
トン
ナン
シャー
ペー
ハク（白板＝パイパン）
ハツ（緑發＝リュウファ）
チュン（紅中＝フォンチュン）
トンナンシャーペーハクハツチュンと唱えて覚えましょう。
を風牌（かぜはい）
を三元牌（さんげんぱい）といいます。
東西南北ではなく、東南西北の順番である事に注意しましょう。
三元牌の三つはハクハツチュンでいいです。正式名称は覚えなくていいです。
は「しろ」、
は「あお」とも呼ばれます。以上が字牌の呼び方になります。
１・９牌は老頭牌と呼ぶ事を先ほど説明しましたが、これと字牌を合わせて么九牌（ヤオチュウパイ）と呼びます。
の13種のことです。この13種も覚えておきましょう。
以上が牌の呼び方になります。
まとめ
麻雀牌の種類を表にまとめると以下のようになります。
| 麻雀牌 | 数牌 | 中張牌(2～8) | |
| 老頭牌(1,9牌) | 么九牌 | ||
| 字牌 | 風牌(東南西北) | ||
| 三元牌(白發中) | |||
※ 画像は麻雀ルール解説でおなじみの「麻雀の雀龍.com」の無料麻雀牌画を利用しています。