ホットケーキを作ってみたら中が生焼けになってしまいました。
中身がトロッとしていて、まだ焼けていない感じがします。
フライパンで再び焼こうとすると、焦がしてしまうかもしれないと心配になります。
しかし、そんな時は電子レンジを使えば簡単に解決できます！
今回は、ホットケーキが生焼けになった際の温め直し方、生焼けの原因とそれを防ぐための正しい焼き方や火加減について解説します！
ホットケーキが中途半端に焼けた時の対応方法
ホットケーキを作ってみたけれど、中身がうまく焼けていないことがあります。
生のままの生地が見える場合もあるでしょう。
そうした場合には焼き直しが必要ですが、その際に焦がしてしまわないか心配になるものです。
ホットケーキが生焼けの場合、簡単に中を温め直す方法として、電子レンジとフライパンを使った方法があります。
それぞれの方法を説明しましょう。
電子レンジを使用した方法
ホットケーキを均等に温めるには、ラップをして電子レンジでチンすると良いです。
具体的には、ホットケーキを耐熱皿に置き、ラップをかけてから電子レンジで約20秒加熱します。
加熱後、楊枝で確認し生地がついてこなければ完了です。
火が通っていない場合は、さらに10秒ずつ加熱を繰り返しましょう。
長時間加熱するとホットケーキが固くなるので、注意が必要です。
フライパンを使用した方法
フライパンでも焼き直しが可能です。
焦がさずに焼くためには、フタをして火加減を調整することが大切です。
フライパンを熱した後、軽く湿らせた布巾の上に置いて温度を下げます。
その後、ホットケーキを入れ、フタをして超弱火で30秒から1分程度焼きます。
この方法でフライパン内を蒸し焼きにし、水分が逃げずにしっとりと焼き上げることができます。
焼き終わったら竹串を刺して、生地がついてこなければ焼き直しは成功です。
ホットケーキが焦げつきつつ生焼けになる理由
ホットケーキを焼いていて、表面はきれいに焼けているのに中が生焼けの状態になることがあります。
時には外側が焦げていても、中はドロドロの生地が残っていたり、モチモチとした食感になることがあるのです。
焦げつきながら生焼けになる原因は何か？
表面が焼けているのに中身が生のままの場合、主な原因は火の使い方にあります。
つまり、火力が強すぎるのです。
強火で焼くと外側が早く焦げてしまい、中まで熱が行き渡らないためです。
中火でも同じ問題が発生することがあります。
この問題を防ぐためには、生地をフライパンに流し込んだ後、弱火でじっくりと焼くことが重要です。
弱火であれば、外側が焦げる前に中までしっかりと火が通ります。
モチモチとした生焼けの発生理由
火が弱すぎると、ホットケーキがモチモチとした食感になることがあります。
この状態では、中の温度が十分ではないため、ふっくらとした仕上がりにはなりません。
これは直せません。
このようにモチモチになる主な原因は、牛乳の量が多すぎることや、生地を混ぜすぎることです。
牛乳の量が多いと、水分過多で生地がクレープのようになりやすく、また、生地を混ぜすぎるとグルテンが形成されてしまい、ホットケーキが膨らまずにモチモチとした食感になってしまいます。
ホットケーキを美味しく焼くためには、レシピ通りの材料の量を守り、生地を過剰に混ぜないことが大切です。
ホットケーキを完璧に焼くコツ
ホットケーキをきれいに焼いて、中までふんわりと火を通す方法のキーポイントは、適切な火加減にあります。
ホットケーキを上手に焼く手順
- フライパンを最初に強火で温めます。
- フライパンが熱くなったら、5秒から10秒間湿った布巾の上に置いて温度を調整します。
- 次にフライパンを弱火に設定します。
- ホットケーキの生地を高い位置からフライパンにゆっくりと流し入れます。これで形が整います。
- 生地の端に小さな気泡が出始めるまで約3分間焼きます。
- 生地を返して、フタをしてさらに2分間焼きます。
- 竹串をホットケーキの中心に刺して、何もついてこなければ焼き上がりです。
この方法で、焦げることなく均等に焼き色がついて、中までしっかり火が通ります。
IH調理器を使用する場合の注意点
IH調理器を使用している場合は、火加減が難しいかもしれません。
フライパンを事前にしっかり加熱することがポイントです。
加熱後、湿った布巾に置くことで適度に温度を下げてください。
フタをすることで内部の温度が上がり、ホットケーキが中からよく熱され、ふっくらと仕上がります。
ひっくり返した後にフタをする方法を紹介しましたが、最初からフタをして焼くとさらにふんわりとします。
まとめ
もしホットケーキが生焼けになってしまった場合は、電子レンジで加熱したり、フライパンで焼き直すことができます。焦
がさず、固くなりすぎないように注意しながら修正してください。
弱火でじっくりと焼くことで、生焼けを防げます。
次にホットケーキを作るときは、この方法を試してみてください。