洗ったペットボトルがなかなか乾かなくて困った経験はありませんか?
特に中に水が残ったままだと、カビが生えたり菌が増えたりしそうで心配になりますよね。
今回は、ペットボトルをしっかり乾かすためのコツをまとめてご紹介します!
ペットボトルを乾かす方法いろいろ
ペットボトルを逆さにして自然に乾かす方法
ペットボトルを乾かす基本のやり方は、口を下にして立てることです。
水が自然に下へ落ちていくので、効率よく乾かせます。
ただし、倒れやすいので次のように工夫すると安定します。
- コップや空き缶の上に逆さに置く
- 突っ張り棒にひっかけて吊るす
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水切りかごの仕切り部分に差し込む
特別な道具を使わずにできる手軽な方法ですが、湿気の多い日は乾くまでに時間がかかることもあります。
風が通る場所に置いて早く乾かす
早く乾かすには、空気の流れがある場所に置くのがコツです。
たとえば、こんな場所がぴったりです。
- 風が通る窓辺
- 除湿機やサーキュレーターの近く
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日が当たる場所(直射日光は避ける)
晴れている日は、屋外に置くとさらに早く乾きます。
お湯を使って乾くスピードをアップ
ペットボトルを洗うときに、ぬるま湯(40~50℃くらい)を使うと乾きやすくなります。
- 水よりもお湯の方が早く蒸発する
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温かい水滴は自然と下に流れやすい
洗い終わったらボトルをよく振って水気を切っておくと、もっと早く乾きます。
割り箸とキッチンペーパーで中を拭く
「今すぐ乾かしたい!」というときは、拭き取り作戦がおすすめです。
やり方はとてもシンプルです。
- 割り箸の先にキッチンペーパーを巻きつける
- ペットボトルの口から入れて中を拭く
- 拭き終わったら、ドライヤーや風通しのいい場所で仕上げる
2リットルなどの大きめのボトルには、割り箸よりも長い菜箸を使うと奥まで届きやすくなります。
ドライヤーや扇風機を使ってすばやく乾かす
急いで乾かしたいときには、ドライヤーや扇風機を使うと便利です。
ドライヤーの場合:
- 冷風か弱い温風で使う(熱風はボトルが変形することがある)
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じょうごをボトルの口に差し込み、中に風を送り込むと効率アップ
扇風機の場合:
- ペットボトルを逆さにして風がよく当たる場所に置く
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風向きを調整して中まで風が届くようにする
ハンガーに吊るして風通しよく乾かす
洗濯バサミ付きのハンガーを使えば、場所を取らずに乾かせます。
やり方はとても簡単です。
- ペットボトルの口を洗濯バサミではさむ
- 逆さにして風通しのいいところに吊るす
エアコンや扇風機の風が当たる場所にすれば乾きが早まります。
この方法は牛乳パックなど、ほかの容器にも応用できます。
冷蔵庫に入れて乾かす裏ワザ
ちょっと意外な方法ですが、冷蔵庫の中で乾かすのもアリです。
- キャップを外したペットボトルをそのまま冷蔵庫に入れる
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だいたい数時間から半日ほど放っておくだけ
冷蔵庫は乾燥しやすいので、中の水分が少しずつ蒸発していきます。
ただし、他の食べ物のニオイが移ることもあるので、気になる人は避けたほうがいいかもしれません。
ペットボトル乾燥に使える便利アイテム5つ
乾かすのに役立つグッズを使えば、さらにラクになります。
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ペットボトルスタンド
ペットボトルを逆さに固定して乾かせる。100円ショップでも手に入る。 -
水切りラック
食器と一緒にボトルも乾かせるタイプ。スペースの有効活用にぴったり。 -
乾燥マット
吸水性があるマットに置くだけで水を吸い取ってくれる。 -
電動エアポンプ
ボトルの中に空気を送り込んで素早く乾かせる。 -
省スペース型乾燥ラック
使わないときはたたんでしまえるコンパクトなタイプ。
2リットルペットボトルを乾かすときのポイント
容量の大きい2リットルのペットボトルは、普通サイズに比べて乾くまでに時間がかかります。
口を少し開けて風を通す
逆さにして干すときは、口の部分を完全にふさがずに、空気が中に入るようにすると乾きやすくなります。
長いお箸で中の水をふき取る
普通の割り箸では奥まで届かないこともありますが、菜箸ならしっかり届いて水滴をふき取れます。
じょうごで風を送り込む
ドライヤーを使うときは、じょうごをペットボトルの口にセットすると風が中に入りやすく、効率よく乾かせます。
まとめ
ペットボトルを乾かす方法はいろいろあります。
暮らしに合ったやり方を選ぶのがコツです。
- 時間に余裕があるときは「逆さにして放置」
- 手早く乾かしたいなら「ドライヤーやキッチンペーパー」
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置き場所が限られているなら「吊るす」や「冷蔵庫を活用」
自分にとって使いやすい方法で、上手に乾かしてみてください。