茶碗とお椀がピタッとはまって、どうしても外れないことってありますよね。
食洗機に入れる時に向きをまちがえたみたいで、すっかりくっついてしまいました。
思いきり引っぱってもビクともしないし、困ってしまいました。
なんだか仲良しすぎるぐらい、ギュッとくっついています…。
こんな経験は誰でもありますよね。
なかなか外れないと、本当に焦ります。
今回は、そんなときに試してみてほしい「ラクにはずすコツ」まとめました。
もし今、困っている方がいたら、この方法が少しでもお役に立てたらうれしいです。
茶碗やお椀がくっついてしまうワケ
茶碗どうしがピタッとくっついて外れなくなるのは、すき間にある空気や水分が冷えてしまうのが原因です。
温かい空気や水蒸気はふくらみますが、冷えると縮んでしまいます。
この変化によって中が軽い真空のような状態になり、茶碗が外れにくくなるのです。
茶碗を外すためのいろんな方法
茶碗を無理に引っ張ると割れてしまうことがあるので、慎重に試してみてください。
おすすめは「お湯でゆでる」方法
鍋に水を入れて火にかけ、茶碗ごと温めてみましょう。
中の空気が温まってふくらみ、スッと外しやすくなります。
火を止めて少し冷めたら、そっと取り出して外してみてください。
「お湯につける」だけでも効果あり
ゆでるのは面倒というときは、熱めのお湯を用意して、その中に茶碗を浸けてみてください。
じんわりと温まることで、中の空気もふくらんで外れやすくなります。
お湯はポットやケトルで沸かしたものが使いやすいです。
すき間にカードを入れて洗剤を流す
すき間がある場合は、使い古したカードなどをそっと差し込み、少量の食器用洗剤を流し込んでみてください。
すべりやすくなることで外しやすくなることもありますが、手がすべって割れてしまうこともあるので要注意です。
カードも傷んでしまう可能性があるため、あまりオススメはできません。
電子レンジは注意
茶碗ごと電子レンジで温める方法もありますが、水が中に残っていると熱くなりすぎて、外した瞬間に熱湯が飛び出すこともあります。
この方法はできるだけ避けましょう。
のんびり「天日干し」作戦
急がないなら、外に出して日光で温める方法もあります。
時間はかかりますが、特別な道具がいらず安全です。
天気が良い日に試してみるのもよいかもしれません。
材質によって効果が違うことも
陶器やセラミック製の食器は熱に強いので、お湯での温め方法が特に効果的です。
一方、プラスチック製の食器の場合は、熱いお湯で変形する可能性があるため、ぬるま湯程度で様子を見ながら試してみてください。
どうしても外れない場合の最終手段
上記の方法を試してもダメな場合は、食器専門店や陶器屋さんに相談してみるのも一つの手です。
プロの方なら、特殊な道具や技術で安全に外してくれることがあります。
また、同じような経験をした人がSNSやネット掲示板で解決法を共有していることもあるので、検索してみるのもおすすめです。
お茶碗がくっつくのを防ぐ方法
茶碗やお椀がくっついてしまうトラブルを防ぐには、食器を洗った後の収納方法がポイントです。
濡れたままの食器を重ねて置くと、水分が原因でくっつきやすくなります。
洗い終わったら、しっかりと水気を拭き取ってから重ねるか、少し間隔を空けて乾燥させるとよいでしょう。
まとめ
今回は、茶碗やお椀がくっついてしまって外れないときの対処法をいくつかご紹介しました。
焦る気持ちはわかりますが、あわてずにひとつずつ試してみましょう。
では最後に、紹介した方法を振り返っておきます。
- 熱いお湯でゆでると、茶碗が外れやすくなる
- すき間にカードを差し込んで洗剤を流す方法もあるが、注意が必要
- 電子レンジで温める方法はおすすめしない
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日の当たる場所でしばらく置くと、自然と外れることもある