7月3日、それは大阪にある通天閣を祝う特別な日です！
この塔は大阪の象徴とも言え、フランスのエッフェル塔にちなんで建てられました。
「なにわのエッフェル塔」とも親しまれていますね。
この日がなぜ記念日なのか、その背景についてお話しします。
1912年の7月3日に、大阪市浪速区で通天閣が初めて公開されました。
その場所は、1903年に開催された第5回内国勧業博覧会の跡地で、新世界という名の新しい娯楽地が造られたんです。
その中心にエッフェル塔や凱旋門を模した建造物が建てられました。
今見る通天閣は、実はその後に建て替えられた二代目の塔なんです。
7月3日、大阪のシンボル通天閣を祝う日
通天閣は大阪の有名な観光地で、2007年に国の重要文化財にも認定されました。
その公式マスコットは幸運を呼ぶ「ビリケン」さんです。
この塔の名前は、「天まで届く高い建物」という意味を持ち、名付けたのは明治時代の学者、藤沢南岳です。
ビリケンさんと通天閣
ビリケンさんは、通天閣と密接に関連があります。
この神様は5階の黄金の神殿にいますが、実はアメリカの女性アーティストが夢で見た像を元に作られたものです。
最初の通天閣でビリケン堂が設けられ、それが有名になりました。
今あるビリケンさんは三代目で、彼の足をなでると幸運が訪れると言われています。
二代目の像は、足が撫でられ過ぎて特徴的な形になってしまいました。
通天閣の絶景
通天閣はその絶景で知られる展望タワーです。
大阪には他にも高いビルがありますが、通天閣は特別な存在感を持っています。
最上部の展望台は約100メートルの高さにあり、ここからの景色は見事です。
特に「天望パラダイス」と呼ばれる屋外展望台からの眺めは格別で、入場料は500円ですが、その価値は十分にあります。
さらに、5階の黄金の展望台や、4階の光の展望台からも素晴らしい景色を楽しむことができます。
特に黄金の展望台は豪華な装飾で彩られ、ビリケンさんが鎮座しています。
夜には、光の展望台がディスコのように輝きます。
「大阪の象徴」通天閣の輝かしい歴史
1912年、大阪市新世界地区に初代通天閣が誕生しました。
新世界は、活気あふれるエリアで、大衆劇場や串カツ店、居酒屋などが並び、一風変わった雰囲気を醸し出しています。
このエリアの中心に立つ通天閣は、高さ約108メートルで、太陽の塔とともに大阪を代表するランドマークです。
通天閣の内部は、下層がショップや展示スペース、上層が展望台として利用されています。
この塔は、1903年の第5回内国勧業博覧会跡地に建てられ、アメリカの遊園地「ルナパーク」と一緒に設計されました。
デザインは凱旋門とエッフェル塔を融合させたもので、話題を集めました。
「通天閣」という名は、藤沢南岳によって名付けられ、「天に通じる高い建物」を意味します。
ルナパークは1925年に閉園し、その歴史は3階の「ルナパークシティ」にジオラマで再現されています。
1956年に完成した通天閣の現代版
初代通天閣は1943年の火災で失われましたが、地元住民の強い願いにより、1956年に2代目の通天閣が誕生しました。
この設計は、東京タワーの設計者でもある内藤多仲によるものです。
新アトラクション「TOWER SLIDER」の登場
通天閣は、2019年まで毎年100万人以上が訪れる人気スポットでしたが、新型コロナウイルスの影響で2020年は訪れる人が大幅に減少しました。
地元の観光産業を再興させるため、新しいアトラクション「TOWER SLIDER」が2022年5月に導入されました。
この新設施は、通天閣の戦後およびコロナ禍からの復興の象徴です。
通天閣へのアクセス方法
通天閣へは、JRや南海線の新今宮駅、地下鉄の動物園前駅や恵美須町駅が最寄りです。
JR天王寺駅からは徒歩20分の距離にあり、この駅近くにはあべのハルカスなどの高層ビルや、今宮戎神社や天王寺動物園などの観光スポットがあります。
通天閣は関西国際空港からのアクセスも良好で、京都や奈良へのアクセスも便利な位置にあり、関西地方の観光の起点としても最適です。
まとめ
通天閣は大阪の名所であり、多くの人にとってパワースポットとしても有名です。
大阪を訪れた際には、この素晴らしい場所を訪れることをお勧めします。