子供の成長はとても早く感じますね。
ついこの間、幼稚園・保育園に入園するためにあんなにいっぱい準備を頑張ったのにもう小学校に行くための準備が始まるの?!
入学するまでの準備期間が、親御さんにとっても1番忙しくて大変ではないのでしょうか?
その中でも、一生に一度の買い物といえるのがランドセルです!
多くの人が1年前の4月から購入を検討し、ゴールデンウィークから夏にかけて購入し始めています。
近年のランドセルはカラーバリエーションが豊富で、デザインもかっこいいものから可愛いものまでたくさんの種類がそろっています。
子供たちもどのランドセルを背負って小学校へ行くか、とても楽しみにしているのではないでしょうか?
でも、もしかしたら小学校によって指定のランドセルがあるんじゃないか?
色も決められているのでは?
早く買っておいて失敗したくない!
今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。
ランドセルの色が指定されてる学校はほとんどない
結論から言いますと・・・
ランドセルの色が指定されている学校はほぼありません。
基本的にランドセルの規定はありません。
色やデザインの指定はありませんので、自由に選ぶことができます。
ただし、例外の場合もあります。
例えば、一部の公立の小学校でも色やデザインに指定がある場合があります。
私立の小学校では指定のランドセルを用意するように指示するところもあります。
特に私立の場合は、伝統を重んじて校章がついたものなど細かい決まりがある場合が多いです。
私立なら、指定のランドセルがあっても「そういうもんだろなあ」と納得する部分もありますね。
ランドセルが指定かどうかは事前にある小学校の入学説明会で分かることがほとんどです。
でも、説明会でははっきりとした説明がされなかったことが少なからずあるそうです。
事前に説明なしに後から「ランドセルは指定のものでお願いします」と言われても困りますよね。
いい加減な話ですわ。
ランドセルの購入を検討する前にまず、以下のことを確認することをおすすめします!
- 学校指定のランドセルがあるのか
- 学校が指定する色やデザインがあるのか
私立でも公立でも指定がどうか分からない場合は、近所のママに聞いたり直接小学校へ問い合わせてみるのが確実です。
そもそも小学校のランドセルって義務なの?
実は、ランドセルを使わなければならないという決まりはありません。
もしお子さんの希望があるのなら、普通のリュックサックやショルダーバック、手提げ袋で
通学しても全く問題ありません。
最近では「両手が使えればどんなカバンでもOK」という小学校も珍しくありません。
でも、実際にランドセル以外で通学している姿はほとんど見られませんね。
ではなぜランドセルが使われ続けているのでしょうか?
主に理由は2つです。
身体の左右にバランスよく背負える
手提げ袋やショルダーバックは身体の片側に負担がかかってしまいます。
これを6年間も使い続けるとなれば、身体に歪みが生じる可能性があります。
その点、ランドセルは左右にバランスよく背負えるので、身体の発達を妨げません。
また、背負ったときに身体にフィットするランドセルは体感重量が軽くなり、身体の負担を軽減させることもできます。
確かにランドセルは背中にピッタリくっつく感じなので、教科書いっぱい詰め込んで重くなっても学校に背負っていけましたもんね。
何か懐かしい感覚です。
高い安全性を持つ
ランドセルには事故から子供の命を守るために工夫がされています。
例えば、ランドセルのわきについている吊り下げるためのフック(ナスカンと言います)。
メーカーにもよりますが、10kg前後の負荷がかかると外れるようになっています。
これは自動車に引きずられる事故を防ぐために外れるようになっています。
また、夜間にドライバーに子供の存在を知らせるために反射板がついているランドセルもあります。
その他にも、アクシデント時にはクッションの代わりになります。
実際に車にはね飛ばされたときに、ランドセルがクッションの役割を果たして子供の怪我が軽傷で済んだという事例もあります。
ランドセルは背中から転倒した衝撃を吸収し、背中から頭がぶつかるのを防ぐ役割があります。
まとめ
6年間毎日使うものだからこそ子供が希望するランドセルを贈りたいですよね。
でももし、学校で指定があるのならそれに従って用意しなければいけなくなります。
近所のママに聞いたり、学校に直接問い合わせをして確認しておいた方が確実です。
ランドセルはリュックサックやショルダーバッグなどに比べると高額です。
ですがその分、子供の発達を妨げないために考えられた設計されてたり、もしもの時のための安全性などメリットも多くあり活発な小学生にピッタリなカバンです。
近年では数多くある色やデザインの中から子供の個性を主張できるランドセルが選べるようになりました。
後悔がないランドセル選びができますように参考にしていただければ幸いです。